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Webサイトを積極的に活用する事も医療サービスの一つに |
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ユニファクター:では、早速インタビューを始めさせていただきます。宜しくお願いします。はじめに、弊社をパートナーにご選択いただいたきっかけについて改めてお話いただけますか。
中村様:当院が属している誠馨会のサイトを御社が担当されていて、誠馨会本部からの紹介がそもそもユニファクターさんを知ったきっかけです。
今回のリニューアルでは抜本的にサイトを見直していきたいという意向が強かったので、御社の実績の中の荻窪病院サイトなど医療系サイトの作りや見せ方などもかなり重要視して検討した結果、安心して任せられると思ったのが決め手ですね。
深山様:私は、誠馨会本部のサイトリニューアルの際に、プロジェクトに参加していたので、そのときからのお付き合いですね。
誠馨会サイトも親しみやすい素敵なページを作っていただいていたので、今回も期待していました。
ユニファクター:今回のサイトリニューアルで意識した部分とサイト完成後の反響(感想を含めて)お聞かせいただけますか?
中村様:4〜5年前まで、Webサイトを持っている千葉の病院はそれほど多くなく、まだまだその時期はWebサイトがあると言うことが重要でした。
もちろん、その当時はこれほどまで患者さまを始め、医療関係者にとっても活用されるものではなかった様に感じています。
本当にここ数年の動きだと思うのですが、どの病院もサイトを準備し、患者さまに対し、各病院が自分たちの強みを伝えたり、医療情報を提供したりと、良い意味で「サイトがある」から「サイトで伝える・魅せる」に変わってきていると思います。
もちろん患者さまや医療関係者もその情報を元に病院を判断する傾向も強まっていますので、そういった観点からも今回のリニューアルでは、当院の良さ・強みを誠実に提供できるサイトになったのではないかと思っています。
内田様:看護部でもここ数年、入職希望者のサイト活用度が非常に高まっていると実感しています。
医療機関のサイトは
「患者さま」には分かりやすく、医療を受ける方々にとって必要な情報を。
「就職希望者や学生」に対しては働く方々にとって必要な情報を。
さらに「関連医療機関従事者」には紹介や協力をするために必要な情報を。
と、それぞれの観点から情報を求められていますので、その整理にはとても時間を費やしましたね。そのかいあって非常に分かりやすくまとめることが出来たのではないかと思っています。
深山様:旧サイトの管理は、私が担当していたのですが、「現場から希望のあった情報をどんどん追加していく。」という繰り返しに終始してしまい、サイト内の情報も収拾がつかない状態になってしまっていました。今回御社に協力していただいたおかげで、サイトの構成・情報の整理・伝え方が飛躍的に増したと思います。院内スタッフの評判も上々で、「病院がすんなりイメージできる」「探したい情報へすぐにいけるようになった」「見やすくなった」といった声があがっています。
ユニファクター:弊社のWebサイト制作ディレクションの対応は如何でしたか?
中村様:こういった制作物の場合、「クライアントの意見は絶対」として、こちらの意見を必ず優先される企業も多いと思うのですが、ユニファクターさんは当院から出てくる希望や意見をその都度整理してWebのプロとしての意見をきちんと伝えてもらえたので、非常に安心してお任せすることが出来ましたね。
内田様:そうですね。特に印象に残っているのは、今回同時にすすめていた携帯サイトの構成を決める時の打ち合わせで、「Webサイト」の縮小版で・・・。と考えていたのですが、Webサイト・携帯サイト「それぞれの役割と目的を明確にしてから構成・情報を決定していかないと無駄になる」という熱い(?!)説明を頂いた事ですね。
お陰で、携帯サイトを担当していた看護部のスタッフも積極的に参加することが出来て良いサイトが出来たと思っています。
深山様:診療紹介の原稿作成作業は各先生方も普段の業務にプラスして発生している事なので、どうしてもスケジュールが遅れがちでした。御社にペース配分をリードしてもらえたのでかなり助かりましたね。全体スケジュールは若干おしてしまいましたが、辛抱強く(!?)ご対応頂けたので感謝しています。
ユニファクター:ありがとうございます。ご満足いただけて僕らも非常に嬉しいです。
今回はサイトリニューアルを担当させていただいたのですが、Webサイトも含めた今後の展望をお聞かせいただけますか。
中村様:現在、医療業界は後期高齢者医療の問題や医師・看護師不足問題、医療費削減施策の流れの中で、非常に大きい改革を迫られています。
みなさんに身近なところでは、今年の4月から始まった各医療機関の実績公開や俗に言うメタボ健診などは記憶に新しいですよね。
当院でも後期研修医の受付開始や、看護師の職場復帰支援プログラムの開催、積極的な医療連携整備など、様々な取り組みを行っています。
こうした改革を推し進めていく一方で、当院が力を入れている各センターなどの取り組みなど、今後の活動で患者さまに提供できるサービス、利便性、安心・信頼感をWebサイトでどう伝えていく事が出来るのか?是非、試していきたいと思っています。
内田様:看護師不足は医療業界では本当に切実な問題です。
女性の看護師には、出産などもありますし、一度職場から離れてしまうと、復帰する際の不安はかなり大きいと思います。
不安が大きく、あきらめてしまって、そのまま家庭に入ってしまうといった方も多いのではないでしょうか。
そういった医療業界にとって貴重な人材・能力を大切にするためにも、Webを入り口とした復職支援など、活用方法を検討していきたいですね。
それに、携帯の活用度も高まっていると思いますので、学生の方達を始め、何か参加型の取り組みが出来るとおもしろいですね。
ユニファクター:弊社についてメッセージやアドバイスをお願いします。
中村様:今後のサイト更新は深山が担当することになりますが、これで終了ということではなく、今後も長いつきあいを重ねていき、色々助言やご提案をもらえると嬉しいですね。
ユニファクターさんは若い会社ですので、これからもどんどん成長して行かれることを期待しています。
深山様:おんぶに抱っこでさぞ重かったことかと・・・(笑)本当にありがとうございました。これからの更新作業頑張ります!「助けてコール」をお願いすることもあると思いますが、その時はよろしくお願いします。
ユニファクター:是非お気軽にご連絡下さい♪
本日はお忙しい中、ご協力頂きありがとうございました。
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